S・ジョブズ氏死去…世界を変えた3つの林檎
誰が言ったのか知らないが、世の中には何とも巧い例え話をする人(知恵者)がいるものだと、ほとほと感心した。
昨晩から今日にかけてのニュースは、米アップル社の前CEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった話題でもちきりだ。
話は前後するが、その知恵者はIT業界におけるジョブズ氏の業績の数々をこう称える。「世界を変えた3つの林檎」と。
まず1つ目はイブに食べられたリンゴ。2番目は「万有引力」の発見につながったニュートンのリンゴ。そして3番目が、ジョブズ(以下敬称略)が育てた「アップル」(英語で林檎の意)という会社のことだ。
前二者については今さら説明も要すまいが、ジョブズの活躍ぶりについても、すでに語り尽くされた感があるので、何から話し始めたらよいのやら…。
取り急ぎ、各々の製品名を列挙することで、氏が遺した偉大な機器開発(発明)の足跡をたどろう―。
まず、パソコン。マイクロソフト社のビル・ゲイツの「ウインドウズ」(汎用型)に対抗して、玄人好みのする「マッキントッシュ」(愛称・マック)を開発。
〃一方の雄〃としての地位を揺るがないものにしているはずだったが、経営方針の違いから、友人とともに20代で立ち上げていた会社を追われた。1985年のことだった。
雌伏すること10余年。その間に、映画制作会社を立ち上げ、コンピューター・グラフィックス(CG)を駆使した『トイ・ストーリー』の大ヒットで再びトップの座に。
その後は、携帯音楽プレーヤーの「iPod(アイポッド)」を皮切りに、インターネット上の音楽配信サイト「iTunes(アイチューンズ)を相次ぎ発表。
その〃勢い〃は、多機能携帯電話の「iPhone(アイフーォン)、多機能端末の「iPad(アイパッド)」へと引き継がれた。
いずれの機器も、それまでの〃社会通念〃を根底から覆すもので、まさに「アップルが世界を変えた!」と言っても、決して過言ではない。
筆者も2年ほど前から「iPhone」「iPad」を利用しているが、残念ながら使いこなすまでには至っていない。ただ、ソフトによっては便利この上なく、後は社員の指導(弊社には名人がいる!)を得ながらスキルアップを図っていくのみだ。
〃生みの親〃を亡くしたばかりのところに些か不謹慎の誹りを免れまいが、実は弊社でも近々「iPad」の販売に取り組むよう準備を進めている。
享年56歳。天才と凡才の違いがあるとはいえ、氏は同い年である。ジョブズ君、安らかに眠りたまえ。島原半島のIT化促進は弊社が引き受けた!!
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