2011/12/05

これってキンギョ迷惑?…幸せいっぱいの日曜日でした

まだまだサカナづいている。昨日曜日(4日)、休日出勤して書類の整理に当たっていたら、先のジャンボ金魚コンテストで見事第3席入賞を果たした下田邦臣さんと宅島寿晴さんの〃新湊コンビ〃から電話がかかってきた。

お二方の電話の導入文句(語り口)はいつも決まっている。モシモシの後は必ず「何しよっと?」だ。端的に言えば、それは「とにかく、出てこい!」という意味である。

家人はいつもぼやく。「毎日んごて、同じ顔ぶれで何の楽しかとやろかい?」。「そがん会いたかなら、もう下田さんや宅島さんちの子供になれば!」。少し前は、「網元」もその受け入れ候補の1つだったが、最近はそこまで通い詰めていない。

話は逸れたが、昨日は霊丘公民館駐車場で開かれていた九州愛鱗会島原分会主催のニシキゴイの品評会に呼ばれた。

先の金魚の大きさにもブッタマゲタが、コイのそれは遥かに想像を超えていた。300尾近い出品魚の中から最大の「ジャンボ賞」に選ばれたのは、体長が何と91.5センチ。色を変えたらまるで「寒ブリ」のようであった。

コイは〃縁起物〃の魚である。「順調にいけば、120歳くらいまで生きるそうですよ」と、見物に来ていた平尾明さん(元島原市役所)が教えてくれたが、だとすれば、早稲田大学の創立者として名高い大隈重信公が唱えた「人間125歳説」とも合致する。

その早稲田ラグビー部は同日、宿敵・明治を最後の最後で逆転勝利!一方ゴルフ界では、九州(福岡)出身の藤田寛之選手が土壇場で谷口徹選手に追いつき、プレーオフの末、日本シリーズ2連覇を達成した。

相次ぐ「逆転劇」の余韻にひたっていたら、夕刻、再び件のお二方から「何しよっと?」の電話。行かないわけにはいかない。家人ももう心得たもので、「奥様方にご迷惑をかけたらダメよ」と気持ち良く送り出してくれた。

会場(下田邸)ではすでに宴が始まっていた。刺身、煮物、モツ鍋…などなど奥様心づくしの手料理に舌鼓を打ちながら、焼酎も随分といただいた。

途中から出前の握り鮨(2鉢)が加わった。もう「腹一杯」というところだったが、右脇に座っていた元消防長のジャンボ井上さんがトロの1つに手を伸ばした。筆者も負けじ!ともう1個をせしめた。

帰りは同方向なので井上ブラザーズ(弟の正則さんも同席)の車(代行運転)に分乗。一足早く「目の正月」を味わわせていただいた上に、自宅に送ってまでもらって、何て自分は幸せ者なんだろう!

それにしても、下田さん一家にはご迷惑のかけっ放しだ。そう言えば、昼飯のチャンポン(銀座食堂)も下田さんにご馳走になったし…。こういうのを「キンギョ迷惑」と言うのだろうか?