今年のイブは誰と?…最近は「女子会」流行りだが…
巷に溢れるクリスマスソング―といった状況でないのは、やはり不景気のせいか?それでも正月前にクリスマスはやってくる。
この前、ワイドショーを眺めていたら、「イブ」(24日夜)の過ごし方も随分と様変わりしているようだ。それによると、最近流行っているのは「女子会」なる、女性ばかりの飲み会だそうな。
一方で、「男子会」なる飲み会については、どこの局も取り上げない。オトコ同士で連れだって酒場に繰り出す姿は、余りにも当たり前過ぎてニュース価値などないか…。
筆者が学生の頃はとにかく「コンパ」が流行った。週末になれば、何はさておいてもコンパ&コンパで、得体の知れない〃安酒〃をかっくらっていた。
恐らく、こうした光景は今もそうだろうが、ちょっと気の利いたスケコマシ野郎は、酒や料理など目もくれずに女性との会話にご執心である。
内心羨ましくもあった。だが、そこは九州男児!「フン、女なんかにうつつを抜かしやがって!」などと強がってはいたものの、「出来ることなら代わりたいなぁ…」という気持ちがあったことも否定できない。
これが同じ九州男児でも、高倉健さんばりの男前ならまだしも、女性の目から見たら「単なる酔いどれ学生」にしか映らなかっただろうから、やはり救いようはなかったか…。
飲み会から離れて、当時、モテナイ集団だった我々が取った昼間の行動はある種の「ささやき作戦」。
今にして思うに、何とも意地こましい抵抗行為であったが、見知らぬアベックとすれ違う度に、女性の相方に向けて意味ありげにこう声を掛けた。「だまされんなよ!」と。
後の行動は「脱兎」のごとく、だ。虚しいと言えば虚しいし、一方で稚拙極まりない「遊び」でもあった。効果?については、データも何も残っていないので、今更コメントのしようもない。
再び、クリスマスの話に戻るが、よく日本人は宗教に関して節操がない、と言われる。年末にキリストの生誕を祝い、正月にはご先祖様の墓参りと神社への初詣をこなす。
私見に過ぎないが、これはこれで別段悪いことではない、と思う。この前、嬉野温泉で開かれた業界の忘年会に上五島生まれの芸子さんがいた。
筆者が「島原来た」と言ったら、聞くとはなしに自分がクリスチャンであることや、亡くなった父親が巻き網漁船に乗っていたことなどを話してくれた。
笑ったのは、近所で育った同級生の誕生日がとても近い、という話。理由を尋ねると、巻き網船団は満月の夜に寄港し、ちょっとだけ居て再び漁に出掛けて行くのだ、と。
もちろん、その間には「女子会」など開かれていなかった、としみじみ述懐していた。納得!!
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