カエルの子はカエル…新しい年に期待したいが…
とうとう来ました999回!語呂合わせで言うと「クックック」。まだ可愛かった頃の桜田淳子ちゃんがベレー帽をかぶって〈青い鳥~♪〉なんて歌っていたことを思い出してしまう。
いやいや、はしゃいでいる場合なんかではないぞ。当初の「志」はどこへ行ったのだ?「正を踏んで畏れず」などと精一杯格好を付けて臨んだのに、今日のこの体たらくは…?
でも、幾ら〃駄文〃であっても、続けてこその話だ。それなりに楽しみにして待っていて下さる方だっている。一方で「ブタも煽てりゃ木に登る」という皮肉な箴言もある。その気になれば自費出版だって…。
いやいや、そう無理すんなって!ブタで結構ではないか。むしろ、その方が気楽だ。ただ、この見苦しい体型だけは何とかならないものだろうか?少なくとも連載を始める前までは、これほどまでには肥ってはいなかった。
一時期は「メタボリック症候群」なんぞを気にしてダイエットにいそしんだ時期もあったが、もうそれは遠い昔の話。このままどこまで肥れるか、挑戦してみても面白いかも…。
ただ、一抹の不安がないわけではない。健康上の問題はさておくとして、肥満は〃不経済〃なのである。例えば、前の年に買ったズボンや背広がほとんど入らなくなる。
この前、洋服屋へ行ってウエスト回りを計ってもらったら、1メートル近くもあった。連載前には何とか90センチを切っていたというのに…。
腹回りのサイズはさらに残酷だ。背広のボタンを締めようにも、どうにも窮屈でならない。仕方がないのでオープン状態で凌いではいるが、フォーマルな席では何ともバツが悪い。
母の感化でか、最近とみに〃意地悪さ〃を増してきている家人がオイラのことを「カエル」と呼ぶようになった。夏場に酔っ払ってパンツ一丁で寝ころんでいる姿を見て、そう思ったのだそうだ。
「何をぬかすか!」と文句を言ったが、ケータイのカメラに収められた映像を突き付けられて言葉を失った。聞けば、その証拠写真は各地に点在する息子や妹たちにもメールで送られた、との由。
「しまった、敵は家庭にも居たか!」とホゾをかんだが、もう後の祭り。以来、オイラの家での渾名は「カ・エ・ル」ということになっている。
とは言っても、オイラにだって男としてのプライドがある。たまには怒りに任せてこう叫ぶ。「お前は、オイば何て思ちょっとか!」。
と、余裕綽々の表情でこういう切り返しが返ってきた。「なぁ~とも思ちょらんよ」と。敵ながらアッパレ!と言うより、もう為す術なしだ。
年が改まって1000回を突破したら、少しは風向きが変わるだろうか?まさか、カエルの子はカエルだもの…。皆様、どうぞよいお年を!
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home