2012/06/20

二人の「和子さん」…週刊文春がスクープ記事

のっけから〝弱音〟を吐くようだが、もうクタクタに疲れ切っている。時節柄、総会絡みの出張が相次ぎ、加えて酒盛りが連日のように続いている。

さすがに今朝ほどは倫理法人会のモーニングセミナーは失礼するつもりでいたが、家人から容赦なく叩き起こされた。ただ、その甲斐あってか、浜松建設社長の良い話が聴けたのはもっけの幸いであった。

先週末はラジオの仕事の関係で東京にいた。宿泊先はオヤジの聖地として知られる新橋。有象無象の飲み屋街を彷徨っていて感じるのは、「九州郷土料理」という看板を掲げた店舗の多さ。

「〝食の安心安全〟という観点で考えれば、これから九州地方に俄然注目が集まりますよ」。テレビにも時々登場する某料理界の巨匠がそう呟いていたが、まさに世はこぞってその方向へ進んでいっているようだ。

これを単純に〝チャンス〟と捉えてしまう考え方は、未曾有の大震災や原発事故に苦しんでいる東北地方の方々のことを想えば、 極めて不謹慎である。

しかし、東京という大都会に暮らす消費者の大多数はホンネとタテマエを巧妙に使い分けて、徐々にシフトチェンジを図っているのかも知れない。

いや、と言うよりも、生産者と消費者の間に立ってビジネスを展開している〝目先の利く〟人々が、そのように仕掛けていっているのだろう。九州が見直されること自体は嬉しいが、反面、複雑な思いもする。

さて、そんな中で、『週刊文春』(6月21号)が報じた政治家・小沢一郎氏にまつわる〝スクープ記事〟にはびっくり魂消た。

詳しくは同誌を読んでいただくとして、仮にそこに書かれた内容が〝真実〟であったとすれば、もう何をかいわんや、である。

さすがに〝体面〟を重んじる一般紙の紙面には取り上げられていないが、夕刊紙では派手な見出しを付けて詳しく報じている。

注目の消費税法案の行方と合わせて、今後政局がどのように展開していくのか素人目には判りかねるが、〝事実〟とすれば奥様の落胆ぶりにきっと同調する読者も多いだろう、と思う。

その奥様の名前は「和子さん」だが、同誌には別の企画でもう一人「和子さん」が登場している。こちらの「和子さん」はジャーナリスト徳岡孝夫さん(元毎日新聞)の亡きご夫人。

徳岡さんはベトナム戦争従軍取材の経験を持つ一方で、月刊誌 『諸君!』の名コラムニストとしても知られる。奥様は社会人になって最初に出会った女性だそうだ。

残念ながら、今から12年程前に鬼籍に入られているが、ご主人は「次の世でも和子に会って見初めるかも知れないな」とノロケられている。はて、どっちの「和子さん」が幸せだろうか?