2012/06/22

今や生活の一部に…待ちかねたコンビニ復活

島原市医師会の会長だった故・浜田正夫先生(元浜田病院長)は殊更に「格助詞」(てにをは)の使い方にうるさい方で、駆け出しの頃よく注意を受けた。

反面、間違っていなければ、「おっ、段々と良くなってきたぞ!」などと、相好を崩されてお褒めの言葉を頂いたりしていた。

その病院の跡地(今川町)にコンビニが出来たのはいつ頃だろうか?記憶は定かでないが、今ではすっかり生活の一部に溶け込んでしまったようで、無くてはならない〝存在〟となっている。

と言うのも、改装のために2週間ほど休業されていて、その間、大いに不便さをかこっていたからである。筆者に限らず、同様な思いを抱いておられた方もきっと多いはずだ。

大手広場から会社(白土町)までの間においては、ちょっとした日用品を買おうにも、扱っているお店が1つもない。

まだ、エレナ一番街店(旧寿屋)が営業をしていた時には、アーケード街などからひょいと立ち寄ることも出来たが、現状はまったくの〝空白地帯〟だ。

もっと言うなら、その先(外港方面)にも、同種の店は見当たらない。世を挙げての車社会であるから、「別にどーってことはない」と言ってしまえばそれまでだが、コンビニの良さは歩いても、自転車に乗っても、気軽に行ける点だ。

確かに今のコンビニ店舗には、昔の「小店」のような〝風情〟はないが、その代わりに、安心して必要なモノが探せる文字通りの〝便利さ〟がある。

少し前の日経新聞に、業界最大手のセブンイレブンが秋田県に初めて進出するという記事が載っていたが、同社に限らず、全国どこへ出向いて行っても、その陳列スタイルにほとんど変わりはないから、安心して買い物が出来る。

また最近では、災害時などに駆け込むシェルターのような役割も果たしている」といった評価もなされており、今後益々その存在感は大きくなっていくことだろう。

さて、ご存知のように、浜田病院跡のコンビニ店は伊藤忠商事系の「ファミリーマート」(城下町店)である。

早起きが趣味の筆者にとって同店はある意味、「一日の始まり」が実感できる〝聖地〟のようなもので、運動後の充足感からか、ついつい財布のヒモまで緩んでしまう。

結果、余計なモノまで買い込んでしまって、母や家人に怒られてしまうことも多いわけだが、今朝ほどは違った。きっとプレゼントと称して、福袋(500円)を持ち帰ったからだろう。

繰り返すようだが、これでやっと〝日常性〟が取り戻せた。出張ウイークも終わったので、気合いを入れ直して頑張るぞ!

最後にクイズを。ローソンの看板中央部に描いてあるマークは、はて何でしょう?答えは「ミルク缶」なんですよ!