島原城の蓮(はす)のルーツは…本家なのになぜ勝てない!?
拙稿を書いている時点では、九州北部地方にはまだ「梅雨明け宣言」は出されていないようだが、窓越しに眺める空の様子を見る限り、それももう時間の問題だろう。
今朝、出勤の折に、島原城東堀端(八尾病院前)でハスの花が咲いているのを見かけた。西堀端(魚住医院前)では10日ほど早かったので、種類が違うのだろうか?同じく薄紅色をしているようだが…。
ところで、昨18日は「大賀(おおが)ハス」が太古の眠りから目覚めた〝記念日〟なんだそうだ。1952年(昭和27)、千葉市検見川(けみがわ)の古代遺跡で見つかったハスの実が2000年ぶりに花(薄紅色)を咲かせたということで、当時大変な話題になった、という。
その名の〝由来〟は発掘者の大賀一郎博士から。米ライフ誌が大々的に取り上げ、千葉市の花に制定されるとともに、全国各地に多く株分けされたそうだ。島原城のハスとも何か関係があるのだろうか?
と、ここまで書き進めていたら、何やら玄関先の方で雨音がするではないか?一体、今年の梅雨はどこまで〝往生際〟が悪いのだろう。頼むから、早く立ち消えてほしい!
さて、そんな中、男子ゴルフのメジャー戦の1つ「全英オープン」が間もなく開幕する。日本からも人気の石川遼君をはじめ8人の選手が出場することになっているが、果たしてどこまで上位に食い込めるだろうか?
また、さほど日を置かずして、世界スポーツ最大の祭典「オリンピック」(第30回)も首都ロンドンで始まる。残念ながら、島原半島出身の選手はいないようだが、お隣の諫早市からメダルが有望な選手が出ているようなので、皆さんも一緒になって応援しましょう!
よくよく考えてみたら、オリンピックはともかくとしても、英国を発祥とする各種スポーツが今や大人気である。サッカー、ラグビー、ゴルフ、テニス…などなど枚挙にいとまがないほどだ。
米大リーグに代表される野球競技にしても、その〝原形〟をたどれば、クリケットであるから、英国の人々にとってはさぞかし鼻の高いことだろう。
ただし、世界に普及して人気が高まれば高まるほど、必然的に〝競争〟が厳しくなるのは事の道理。ここに英国民のジレンマのほどがうかがえる。
発祥の地でありながらなかなかトップになれない現実を称して、「ウインブルドン現象」と言うのだそうだ。ただし、これは日本の国技である「大相撲」でも同じような事態がこのところずっと続いている。
今場所11日目を終えた時点で全勝街道を走っているのはモンゴル力士の二人。国技が世界に広まること自体は喜ばしくはあるが、複雑な思いは彼の地においても同じであろう。
はて、今年の「ジ・オープン」の覇者は?
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