母上、ご勘弁下さい!?…KTNが九州予選を突破
《お母様、早まってはいけません。私めに悪いところがあるのなら、直ぐに改めますから。どうぞ、それだけはご勘弁を》
今朝ほど居間で転寝(うたたね)をしていたら、出刃包丁を手にした母が枕元に突っ立っていた。聞けば、どこか鍛冶屋さんに頼んで柄をつけ換えて来て欲しい、との依頼であった。
それならそうと、起こした後で言えばいいものを…。まったく、我が家の〝女帝様〟は紛らわしい動きをするものだ。本当にもうビックリした!
ところで、梅雨明けはまだだろうか?いくら何でももうそろそろと、一日千秋の思いで待ち侘びてはや1週間。今日も島原上空には灰色の雨雲が厚く垂れ込めている。
そんな憂うつな気分の中、一服の〝清涼剤〟のような役割を果たしてくれているのが、市道・白土湖線沿いに新たに植栽されたサルスベリの木。赤とピンクの中間色をした花房が、今が盛りと咲き誇っている。
漢字で書くと、「百日紅」。どういう経緯でその字が充てられているのか深く考えたこともないが、夏場でも比較的長期間にわたって〝紅い花〟が咲いているからだろうか…。
もっともこの花には幾つか種類があるようで、確か島原カントリー(深江町)にあるのは白色ではなかったか?とにもかくにも明日の日曜日は久方ぶりのゴルフである。何とか晴れ渡ってほしいものだ。
そうそう〝包丁〟の話を2つほど。1つは明るい話題で、もう1つは何とも陰うつな事件記事だ。
明るい方からいくと、KTN(テレビ長崎)が制作した「鋼の絆~島原の鍛冶屋5人兄弟~」が、フジテレビ系の「FNSドキュメンタリー大賞」の審査で、第一関門の九州地区予選を通過したそうだ。
制作にあたった同社の藤井聡さんから一昨日、「通りました!」と弾んだ声で電話をいただいた。
すでに5月末に放送されているのでご覧になられた方も多いと思うが、主役は高島2丁目の鍛冶屋「吉光」の5人兄弟(平均年齢80歳)。
「たたら製鉄」という古来の伝統技法に加え、最近では空き缶の再利用にもチャレンジするなど、現代的なテーマも盛り込んでおり、見応えのある作品に仕上がっている。ここまできたら、何とか〝日本一〟に輝いてほしいものだ。
一方、身の毛もようだつような話は壱岐での殺傷事件。26歳の若妻が今年2月、「自分を捨てた夫を許せない」として、馬乗りになって刃渡り22㌢の柳葉包丁で右脇腹を刺したのだそうだ。
一昨日付けの裁判員裁判の記事でそのことを知ったわけだが、恐らくその時の記憶が頭の中にあったので冒頭のような〝悪夢〟を見たのであろう。
詳しい背景は分からないが、殿方、ゆめゆめ浮気などなさらぬように―。いやいや、最近の風潮からすれば、逆もまた真なりか!?
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