大和撫子は凄いな!!…5人に1人強がテレビ観戦
オリンピック絡みの話題ばかりで恐縮だが、今日(10日)はいつにも増して〝寝不足〟の方が多いのではなかろうか。
かく言う筆者自身、未明から起きて女子サッカーの決勝を観戦していたので、さすがに眠くて&眠くて、さてさて何を書こうとしているのやら…。
振り返ってみても、《2対1》という僅少差が示すように、内容的にも白熱した、とても素晴らしいゲームだった。恐らく「負けて悔いなし」と、選手や関係者の方々も思っているのでは!?
まあ、サッカーに限らずとも、今次ロンドン大会での日本女子の活躍ぶりは際立っているように思う。金メダルの数だって今日現在、女子4個に対して、男子は僅かに1個。
そう言えば、随分と昔の言い草でこんなのがあった。「戦後強くなったのは女性と靴下」がそれだが、やはりイザとなったら「大和撫子」は強いのだ!
サッカーの話に戻る。 優勝した米国チームの2得点を挙げたのは「カーリー・ロイド」という選手だった。
無論、サッカーフリークではないからどんな選手なのか知る由もないが、「ロイド」と聞けば即座に鶴田浩二さんのあのメロディが浮かんでくる。
〈ロイド眼鏡に 燕尾服 泣いたら 燕が笑うだろう 涙出た時ゃ 空を見る…♪〉 『街のサンドイッチマン』。
少し解説するなら、ロイド眼鏡とは、黒または焦げ茶縁のセルフレームの丸眼鏡のこと。我が国でも大正から昭和初期にかけて流行ったそうだ。より分かりやすく言えば、「くいだおれ太郎」(大阪・道頓堀)が掛けているあの眼鏡のこと。
話は意味もなくグーンと飛ぶが、鶴田さんが耳に手を当てて歌って後に大ヒットしたのが『傷だらけの人生』という作品だ。
〈何から何まで 真っ暗闇よ すじの通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても ばかと阿呆の からみ合い どこに男の夢がある…♪〉
鶴田さんがその歌を歌っていたのは今から約30年前。そこから世の中はどう変わったのだろう。
ただ一つ言えることは、時代はどう変わろうとも、スポーツには政治の世界などと丸っきり異なる「フェアプレーの精神」が厳然として在る。
だからこそ、深夜帯(明け方)にもかかわらず、20%を超える視聴率が取れる。有体に言うなら、国民の5人に1人強が日米間のあの感動的な決戦を観ていたのだ。
ひるがえって、昨今の政治の世界。「近い将来」と「近いうちに」の違いは何か?などと、禅問答とも程遠い〝駆け引き〟ばかり。
「それが政治」と言ってしまえばそれまでだが、それだといつまで経っても「何から何まで真っ暗闇」ではございませんかね?
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