「小セル化」はいかが?…皆で咲かそう!!シバザクラ
鉛色の空と朝夕の冷え込み。一年中で最も苦手としている「冬」の季節の到来だ。今朝ほどは、早くも吐く息が白かった。
「冬来たりなば春遠からじ」と言うが、その「春」に向けて、地道な取り組みが続いている。他でもない、「シバザクラ」(上折橋)の除草作業だ。昨日曜日(18日)、久しぶりに参加してみて感じたことを幾つか―。
一言でいって、とてつもない〝難事〟である、と改めて実感した。荒野に花を咲かせようとするのだから端(はな)から判っていたことではあるが、思わず〝溜息〟ももれる。
とれども、とれども…尽きることのない幾種類もの雑草。名前はヨモギくらいしか思い浮ばないが、その根の深さと言ったら、どれも尋常ではない。まるで「シジフォスの神話」の現代版だ。
ふと西の空を見上げると、日本で一番新しく誕生した「平成新山」の頂きに、この時季独特のどんよりした雲がたなびいている。表面的には何とものどかな景色だが、地中深くでは今でも火山活動が続いていることだろう。
さて、参加した皆さんは果たしてどんな思いで手を動かしていたのだろう?遅々として進まぬ作業に〝無力感〟は抱いていなかっただろうか?
そんなヨシナシゴトを考えながら、いつもの「思いつき癖」が頭をもたげてきた。そうだ!我々のケーブルテレビ業界で言うところの「小セル化」に取り組んだらどうか、と。
「セル」とは細胞のこと。つまり、全体を細分化して、それぞれに責任を持ってもらえば(役割分担)、より進捗状況が鮮明につかめるのではなかろうか?
分け方は色々と考えられる。地区、町内会、学校、企業…。「そんなの絶対に嫌だ!」というところは別にして、全体で陣地(?)を分けて競争してもらうのも一つの方法では?
これまで通りに市内外から集まってくる「有志」だけで事足りるなら、それはそれで結構なこと。ただ、何としてでも開花時期に間に合わせることが至上命題である。
思いつくままにこんな事を書いて、足立進一会長に〝大目玉〟をくらってしまうかも知れないが、筆者も実行委員の一人として心配しているんだ、ということをどうぞご理解いただきたい。
ちなみに次回の除草作業は12月2日(日)午前9時~。昨年に続いて苗の寄贈を行った西部ガス長崎支社に対し、島原市から感謝状が贈られた=写真。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home