どうしてそんな日に?…開票翌日は「新聞休刊日」
背中の窓越しに冬の柔らかな日射しが顔をのぞかせている。猫であれば、その日溜りの中にゴロンと横になりたいところだが、働くことが義務付けられた人間である以上、そういうわけにもいかない。
さて、今日で師走も早1週間が過ぎた。いよいよ市長選&衆議院選も佳境に入ってきたようだ。気のせいだろうか、選挙カーの声も次第に熱を帯び、絶叫調に変わりつつある。
もちろん、我がカボチャテレビ&FMしまばらでも、開票現場から「生中継」する予定でいる。当日はどうぞ、ご自宅のテレビ&ラジオ&スマホで「票の行方」をご確認下さい。
市長選において残念なのは、「開票結果」を知らせる翌10日付けの一般紙(全国紙、ブロック紙、県紙)があいにく「休刊日」に当たっていること。
さすがに地元唯一の「郷土紙」である島原新聞は、何が何でも休むわけにはいかない!ただ、一部配達を一般紙の販売店に委託しているため宅配が遅れてしまう分も出てしまうが、前述した通りの「事情」なので、どうぞご寛恕いただきたい。
と、ここまでおとなしく書いてきたが、段々と腹も立ってきた。そもそもどうして「休刊日」の前日に、選管は開票日程を組んだのだろうか?
それを決める段階ではまだ、「休刊日」が定まっていなかったのだろうか?それとも全く意識していなかったのか?今さら言っても詮なきこととはいえ、いまだに合点がいかない。
「だったら新聞も休まなければいいのに…」との反論も予測されるが、一般紙の場合わずか「1年に10日」だけの休刊日である。その指摘は当たるまい。
いずれにしても、今後も再び起こり得る問題である。選挙が終わって落ち着いた段階で、関係者にじっくりとお話をうかがうことにしよう。
ところで、師走入りから1週間が過ぎた12月7日~8日あたりが二十四節気で言うところの「大雪」(たいせつ)なのだそうだ。余り耳慣れない言葉だが、解説書を読むと「寒気が増し、平地にも雪が降り始める」とある。
さすがに降雪の兆しはまだ窺えないが、足元の冷え込みはこのところ随分と厳しさを増してきているように感じる。
ふだんから雪の中での生活に慣れ親しんでいる北国の人々と違って、我々南国人はからっきし「寒さ」に弱い。以前、こういうことがあった。
まだ、噴火災害が続いていた頃、某全国紙記者の奥様から叱られた話だ。筆者がご愛嬌のつもりで「今日は死にそうなくらい寒いですね」とご挨拶したら、「何言ってるの。これしきのことで」と、目の前で腕まくりされたのだ。確か、その奥様は東北地方のご出身であった。
忙しない気分で「大雪」を迎えるにあたって、そんなエピソードをふと思い出している。
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