2013/01/06

故郷の山!故郷の海!…登山と寒中水泳でスタート

2013年―。新しい年をお迎えになって、皆様、清々しい気分にひたりながら日々お過ごしのことと存じます。

弊紙元旦号の本欄の中でも申し上げておりました通り、我が家では「初正月」だったため、年賀状の類いは一切失礼させていただきました。

生来の「怠け癖」で事前に告知することもせず、多くの方々に心温まる沢山の年賀状を賜りました。誠にもって申し訳ございませんでした。近いうちに「詫び状」を送らせていただきます。

さて、「初正月」とは言っても、今年の「始動」はいつになく早いものでした。元旦の日こそ一日中、自宅に籠もっていましたが、2日朝には早速、「冬山登山」に挑みました。

「眉山」に登ってきたのです。時おり薄日の射す肌寒い日和でしたが、往復約3時間をかけて、じっくりと「故郷の大地」の感触を噛みしめてまいりました。

途中、何度か立ち止まって、啄木鳥(きつつき)が近くにいることを察知しました。耳を澄ませていると、どこからともなくトントントンという例の「突き音」が聞こえてきたのです。

〈何も正月早々からそんなに働かなくても…〉と訝る一方で、〈はて、その本来の鳴き声やいかに?〉という素朴な疑問もわいてきました。どなたかご存知の方がおられたら、教えて下さい!

七面山の山頂(標高818・7㍍)には残雪が薄っすらと積もっていました。「初正月」なのにお参りしていいものかどうか迷いましたが、護国寺さん(岩永泰賢住職)が管理されている神社なので、「まっ、いいか!」とご神殿に上がらせていただいて参拝。

踵を返して、眼下に広がる「島原の街並み」をしばし、観察してきました。一説によれば、この七面山一帯は島原きっての「パワースポット」だそうです。

明けて3日朝。今度の行き先は「海」。島原市水泳連盟とサン・スポーツが毎年主催している「第18回新春寒中水泳大会」(猛島海岸)に参加してきました。

気温5度。強い北風が容赦なく吹きつける中、老若男女合わせて約30人の仲間とともに、水温8度の有明海を目指して突進。

少しだけ泳いではみたものの、とても「水泳」と呼べるような恰好ではありませんでしたが、身を切るような冷たさの中で、改めて「生きていること(の有難さ)」を実感いたしました。藤田昭比古会長をはじめ、関係者のご尽力に深謝!!

といった次第で、筆者の新年は「故郷の山」「故郷の海」に〃同化〃することからスタートを切りました。果たして、2013年はどんな年になるのでしょうか…?

年々、衰えゆく体力とも相談しながら、何とか無事にこの1年を送っていきたいと願っております。皆様方、今年もどうぞ宜しくお付き合い下さい。