思わぬ人とバッタリ…えっ、馬場代議士元秘書!?
「まもるさん、まもるさん」。声の主は「たろうさん」だった。
夕方5時過ぎ、鹿児島中央駅前の広場を歩いていたら、どこからともなく自分の名前が呼ばれているような気がした。振り返ってみると、以前、毎日新聞島原支局長を務めていた山崎太郎さんではないか。
「どうしたんです、鹿児島まで。国際火山学会の取材ですか?」。「別の案件でちょっと…」などと答えたが、余りにも唐突だったので、シドロモドロ口調になってしまっていた。
山崎さんは現在、鹿児島支局に勤務している、とのこと。少し前に九州版に署名入りで掲載されていた「幕末志士写真」(フルベッキ関連)の記事のことなど尋ねたかったが、打合せの時刻が迫っていたので、そのまま失礼した。
さて、鹿児島と言えば、何はさておいても「西郷どん」(西郷隆盛)である。出張の前に偶然、内村鑑三著の『代表的日本人』(岩波文庫)を読んでいたので、今回は特に気になっていた。
その本に取り上げられているのは西郷を筆頭に上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮上人の各氏。いずれもそれぞれの分野で確かな足跡を記した、文字通りの〝代表的人物〟である。
何かで読んだことがあるが、日経新聞の政治記者として活躍した
「日本における一番好きな政治家は西郷隆盛だ。なぜなら、言動がすべて一致しているから」と。
参院選挙明けの余韻冷めやらぬ中だっただけに、大通りに面した一角に屹立するその巨像を、熱い思いで見上げてきた。
なお余談ではあるが、鷹山公(旧米沢藩主)は家臣から「公娼制度の是非」を問われ、即座に否定したという。この辺りが現大阪市長との最大の違いか!?
話は相前後するが、打合せ後の懇親会で、先般「総連ビル」の買収騒ぎで世間の耳目を集めた〝炎の行者〟こと池口恵観・大僧正のことが話題に上った。
切り出したのは筆者の方。これまた
師は政界のみならずスポーツ界等々でも〝超大物〟の熱烈な信者を持つことで知られるが、その晩に聞いた〝裏話〟は殊更に面白かった。と言うより、これが「薩摩」という土地が持つ底知れぬエネルギーなのだろうか!!
帰途、立ち寄った国際会議の会場では、九大地震火山観測研究センターの松島健先生のお世話でプレスカードをいただいが、掲示されている資料やポスターはほとんどが外国語表記。
何のことやらチンプンカンプン。ただ、桜島の活動が最近やけに活発化していることだけは判った。
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