おかげで『暁鐘』完売!?…福崎さんが〝3冊目〟の本
森本元成さん(島原商工会議所元会頭)が著した『暁鐘』(100冊分)に関しては、おかげさまをもって締切日の15日でほぼ〝完売〟となった。
もっとも、もとより〝非売品〟であるからその表現は当たらないのだが、島原新聞社&カボチャテレビの「読者・加入者プレゼント企画」としては大成功である。改めて著者並びに応募者各位に心よりお礼を申し上げる次第だ。
今後は、お申込みをいただいた方々に順次電話連絡をさせていただくので、対象者となられた方には、どうぞご協力のほどを宜しくお願い申し上げたい。
さて、オトコがあればオンナがあるように、次なる新たな著者が現れた。その方とは?㈱福栄会長の福崎理智子さん(82)だ。
福崎さんはこれまでにも、『孫への贈りもの』、『坂みち』(意地と努力と根性で往く)を自費出版しており、3冊目の作品が誕生したことになる。
タイトルは『思い出の新聞スクラップ』(披歴するものでないが、孫子に残したくて…)=写真。表紙を飾っているのは、タイムスリップしたかのような昭和6年と平成25年の島原新聞だ。
掲載紙はいずれも「11月1日」付け。他でもない、前者は福崎さんがこの世に生を享けた日で、後者は満82歳の誕生日。森本さんの場合と同様に、不肖私めが推薦文を書かせていただいている。
内容的には、福崎さんが島原新聞や島原文化連盟、島原商工会議所女性会の機関誌などへ送った寄稿文が中心となっており、折々の社会情勢に対する「母」兼「女性企業家」としての〝寸評〟が楽しい。
福崎さんは、自身の人生の最後の仕上げという意味で「終活の一環」と言われるが、傘寿を超えてのその活躍ぶり!筆者からすれば、「猶また、これから益々の人」である。
森本さん、福崎さんは筆者にとっても、かけがえのない「人生の大先輩」であり、期せずしてお二方同時に、「出版」に踏み切られたことの「寓意性」は奈辺に?
しかも、ご子息がともに弁護士として法曹界で活躍されているのはご案内の通りだ。言い古された
表現だが、「この親にしてこの子あり」という事だけは自信を持って言える。
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