2014/03/30

フランシーヌの場合は♪ …偶然にも45年前と同じ

「フランシーヌの場合は/あまりにもおばかさん/フランシーヌの場合は/あまりにもさびしい♪」。

それなりに年齢のいっている人なら 「あ~、 あの歌か…」 と思い出されるだろう。 新谷のりこさんが歌ってヒットした 『フランシーヌの場合』 という反戦歌の出だしの一節だ。

歌詞はさらに 「3月30日の日曜日/パリの街に/燃えたいのちひとつ/フランシーヌ♪」と続く。 この作品が発表されたのは今から45年前の1969年(昭和44年)。

今更ながらに歳月の流れの早さに驚くが、 「3月30日」 が同じ 「日曜日」 なのも何かの因縁か。 それに今年は45年前と同様に 「長崎国体」 の開催年でもある。

そんな感慨に耽りながら手元の郵便物を仕分けていたら、 中に 『広報しまばら4月号』 が入っていて、 その表紙に復元工事中の島原城天守閣の様子がセピア色の写真 (昭和38年撮影) で紹介されている。 こちらは間もなく50年だ。

ところで、 天気予報によれば、 サクラが随所で満開だというのに、 週末の天候はどうにもおぼつかない模様。 予報通りだとすれば、 もうこの時点 (29日午前) ですでに雨が降り始めているはずだが、 何とか持ちこたえている。

出来たらあと3日…。 いや、 せめて 「3月30日の日曜日」 いっぱい持ちこたえてくれれば、 満足される花見客も多いと想うのだが、 いかがだろう。

そんな願いにも似た思いを込め、 「転ばぬ先の杖」 として数日前の晴天時に撮影したのがこの一葉。 満開のサクラの枝先を絡めた、 何ともベタな構図だが、 車から飛び降りてサッと撮ったお手軽写真。何卒、 お許しを乞いたい。

しかし、 よくよく考えて見ると、日本人は余程このスタイルが好きと見え、 筆者が使用しているスマホのモデル画面にも 「サクラ+富士の高嶺」 の合成写真が採用されている。

とにもかくにも、 この土&日に雨が降りませんように