2014/05/24

足立理事長が退任…島原観光に尽くして19年

昨夜(22日)は「芝桜公園をつくる会」(NPO法人)の臨時総会がホテル南風楼であって、足立進一理事長(元島原観光ホテル小涌園社長)に代わって松本良一副理事長(前島原地方酪農協同組合長)を新理事長に選任する人事案など全てを満場一致で可決・承認した。

新体制の陣容は―。宮本清則島原鉄道常務取締役を新副理事長に抜擢、姫田英治副理事長(姫松屋社長)はそのまま留任とした。また、引地啓太氏(前親和銀行島原支店長)の転勤に伴う新監査役には、後任支店長の広瀬洋邦氏を充てた。事務局長は引き続き河原一三氏(前コカ・コーラウエスト島原支店長)が務める。

足立氏の退任は個人的な事由(※本来の生活拠点は埼玉県坂戸市)。したがって、総会に続いて開催された懇親会は「送別会」を兼ねたもので、県や市、地元経済界などから約50人が駆け付け、別れを惜しむとともに、「新たな島原観光の創出」に汗を流した、同氏のこれまでの奮闘ぶりに敬意を表した。

つい先日まで喪に服していた筆者にとっては、久々の宴席ということでドギマギしたが、顔ぶれを眺めてみたらいつも通りの「気の置けない面々」。〈やっぱこん人たちゃヨカ人間ばかりばい!〉と改めて実感した次第。

ところで、笑わせてくれたのは、林田観光バスの林田正剛社長。乾杯後にすぐさま奥の間に駆け込んだと思ったら、腰の辺りをさすりながら出てきた。さては連日の宴会で腹でもこわしたか?と類推したが、何のことはない―。

「あせがって出てきたもんじゃけんズボンのベルトばすっとば忘れとった。いま息子に届けてもろた。こっで落ち着いて飲まるっど!」げな(笑)。ワールドカップ日本代表(大久保嘉人選手)の伯父さんなんだから、「もすこ~しシッカリしてもらわにゃ」とも思ったが、何をやっても憎めないのがこの方の真骨頂だ。

そうそう「ベルト」の話で思い出した。時は今から10年程前。会場は九十九ホテルだったと記憶しているが、足立さんと現アポロ興産会長の馬渡迪裕さんと筆者の3人で、誰が一番長いベルトをしているか?で比べっこをしたことがある。結果は、僅少差ではあったが足立さんがナンバーワン。2位、3位についてはよく覚えていない。

足立さんは昭和59年以来、通算19年間(途中、藤田観光本社などに転勤)を島原で過ごしたと、という。つまり、東京出身ながら人生の3分の1は島原で送っているのだ。

今後は奥様のもとでさぞかし健康的な生活(?)を送られるものと期待もしているが、あまりスリムにならないで!次に島原に帰られた折には、「第2回腹回りコンテスト」を実施しましょう。次は正剛兄ちゃんも交えて―。何はともあれ、お疲れ様でした!!