2014/05/17

「カアちゃん」消える…昨夜は、散財ウォーキング

先週の土曜日から始まった「愛鳥週間」もいよいよ今日で終わり。さして「鳥」のことなど関心はないが、今年の場合はちと状況が違った。前々から書こうかどうか迷っていたが、実を言うと、2か月ほど前から我が家にカラスが一羽棲みついていたのだ。

気づいたのは、母の病が重篤になり始めた3月中旬のある日のこと。〝不吉の予兆〟のような気がして厭な感じを抱いていたが、果たして母は、その月の30日に亡くなった。

少し説明を加えると、そのカラスは通常の成鳥よりやや小ぶり。例えて言うなら、餌をついばむニワトリのような動きをしていた。つまり、自由に空を飛べなかったのである。

家族全員、最初のうちは忌み嫌っていたが、そのうちに段々と愛着も湧いてきて、葬儀や法要のために帰省していた妹などは「カアちゃん」という名前まで進呈して、その愛敬溢れる動きを見守っていたほどだ。

その「カアちゃん」が突如、母の四十九日の法要(11日)を境に姿を消した。一体、どこに行ってしまったのだろう…。いまだに不思議でならない。

   ※    ※   

昨夜は、このところの〝運動不足〟を解消しようと、一念発起してウォーキングにチャレンジした。目指したのは自宅から6キロほど離れた大三東駅。そこまで歩いて行って、帰りはシマテツを利用することを考えていた。

月夜でもあるし、時おり吹く薫風が肌に心地よかった。ところが、歩き始めて約半時間が経過したあたりから急速にペースダウン。膝がガクガクと笑い始めたのだ。

場所は三会新港の工業団地入り口を過ぎた辺り。運よく!そこにあったのがコンビニの「ローソン」。携帯で自宅に電話を入れて、長男に〝SOS〟。

待ち時間を利用して冷たいペットボトルのお茶を買い、表で待つこと十数分。不機嫌そうな長男が愛車を駆って迎えに来た。

ただ、その後の展開がいけなかった。お駄賃代わりにタバコを買ってあげようと、500円コインを差し出すと、長男はニヤリと笑ってそのままポケットに入れた。

車内では余り会話を交わすこともなくそのうちに自宅に到着。「早く降りんね!」と急かされたので、「なしてな?」と尋ねたら、「これからサウナに行く」という。

そう聞いたら、人後に落ちないサウナ好きの筆者ゆえ、行かないわけにはいかない。結果、父子そろってサウナ風呂へ。

着くなり、久方ぶりのウォーキングでヘトヘトに疲れ切っている筆者を置き去りにして、長男はそそくさと脱衣場へ消えた。「えっ、ここの支払いもオレかい?」。トホホ…。

【教訓】中高年の運動は余り無理をせず計画的に!