2014/06/18

私のこと嫌いでも…注目!!南島原出直し市長選

「また選挙だね」。今月初めだったか、誰かがそう呟いていた。てっきり南島原市の「出直し市長選」を指しているのかと想ったが、何のことはない「AKB48選抜総選挙」のことだった。

AKBの選挙で思い出すのは、「あっちゃん」こと前田敦子嬢が発した、あの希代の〝迷セリフ〟。「私のことを嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないで下さ~い」ってやつだ。

この迷セリフを肴に筆者が尊敬してやまない嵐山光三郎先生が抱腹絶倒の迷コラムを書かれている。新講社という余り知られていない出版社から出ている『年をとったら驚いた!』という本だ。先生は缶ビール片手に次々と〝迷作〟を繰り出しておられる。以下、テキトーに抜粋―。

「カツオのことは嫌いでも、カツオブシのことは嫌いにならないでください」「コンニャクは嫌いでも、オデンのことは嫌いにならないで下さい」「原発のことが嫌いでも、電灯のことは嫌いにならないで下さい」…。

キリが無いのでここらで打ち切るが、くだらないようでいて社会風刺的な〝一撃〟を喰らわせるのが、この先生が最も得意とするワザだ。

ところで、今年のAKB総選挙(6月7日)では、「まゆゆ」こと渡辺麻友嬢が15万票以上を獲得して昨年の覇者、指原莉乃嬢の連覇を阻んだ。

何でも、その勝利の背景には大量の中国人票があったらしいが、もうここまでくると一種の国際的な社会事象と言っても差支えないだろう。おそるべしAKB!いや中国!!

とまあ、その手の話題はさておくとして、南島原市の出直し市長選がいよいよ秒読み段階(7月13日告示)に入ってきた。

これまでに名前が挙がっているのは元市職員、元議長、現役市議…などだが、まだまだ情勢は流動的だ。ただ、誰が選ばれたとしても、次からは絶対にクリーンな市政運営を願いたいものだ。

嵐山流の呼びかけをするなら、「○○のことを嫌いでも、南島原のことは嫌いにならないで下さ~い」だろうか?